南青山の伊勢半本店『紅ミュージアム』で開催されている
「Design-江戸デザインの"巧・妙"」に行ってみました。
江戸の「粋」「伊達」「張り」「洒落」といった美意識が
コンパクトにまとめられていました。
印象的だったのが、「四十八茶百鼠」の話。
江戸時代、贅沢を禁止された庶民が、
身につけられる「茶色」「鼠色」「納戸色」の色の中で
微妙な色調を工夫して生まれたのが
四十八茶百鼠(しじゅうはっちゃひゃくねずみ)
=四十八色の茶色と百色の鼠色。
そのストイックな色彩感覚が
とても都会的で洒落ていると感じました。