昨年の鹿島茂コレクション2「バルビエ×ラブルール」展が
良かったので、第3弾の今年の展覧会も行ってみました。
鹿島茂氏は、フランス文学者であり、古書コレクター。
19世紀から20世紀初頭に描かれたファッションプレート
(ファッションのイラストレーション)や
実際のドレスが展示されていました。
高貴な身分の女性たちの装いや地方の伝統的衣裳、
働く女性たちの衣装などが流麗な描画で描かれていて、
どれも繊細で美しい。
構図や色彩、タイトルまでもが洗練されていて、
まさに当時のモダンなパリの息吹が感じられる展示でした。