有元利夫展 小川美術館

麹町三番町・小川美術館の「有元利夫展」に行ってきました。

 

有元利夫さんの命日にちなみ、いつも2月に開催されます。

このDMが届くと、もうすぐ春だなぁと感じるのです。

 

今回は「能」のようだと感じました。

“様式美”からそう感じるのでしょうか。

 

小川美術館サイトに載っている“有元利夫の言葉”から

印象に残ったものを。

 

 様式はなつかしい---

 それは、現代が失ってしまったもののひとつだからです。

 

 時間に耐えて、風化して、

 それでも「そこに在る」というものは、

 ピカピカの出来たてとは比べものにならないくらい

 存在感というか、リアリティを持っているように思えるのです。

 

写真:小川美術館 過去展より