皇居・三の丸尚蔵館で開かれているボンボニエール展。
ボンボニエールとは、即位や結婚など皇室の慶事などで引出物用に作られた銀や陶磁器製の小さな菓子入れ容器のこと。
「ボンボニエール」という言葉の響きがなんとも可愛らしく幸せな感じがします。
ほとんどが銀製ですが、戦中になると木製や陶磁器製のものも多くなっており、いづれも精巧な造りで気品がありました。
天皇家の紋章「菊の御紋」とは「十六弁八重表菊紋」のことで、他の皇族はこの紋を使用することはできなくて「裏菊紋」を使用する、というのを初めて知りました。