天文学と印刷


 15世紀ヨーロッパに登場したグーテンベルクによる活版印刷が、情報を伝えるだけでなく、コペルニクスの地動説など新たな世界観を、どのように社会に広めていったかを紹介する展示会。

 学者の中には自ら印刷工房を主宰した人物も存在し、学問と印刷の技術向上が相互に絡み合い発展していくようすが、ふんだんに使われている図版などからわかる展示構成でした。

 

 リーフレット類や展示ツールが黒地に金刷や銀刷で統一されていて、とても素敵でした。