エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才

 

エゴン・シーレを中心に、同時代のオーストリアを代表する画家たちの作品を紹介した展覧会。

 

シーレの作品は、人間の身体の表現が卓越しており、色彩も個性的で、一緒に展示されていたクリムトの素描と比較しても、シーレのデッサン力の高さと線の強さは際立っていました。

 

余白を活かした配置もセンス良く、28歳で夭逝してしまったのが残念でなりません。10代から亡くなるまでに200点以上もの自画像を描いており、その表現の変遷も興味深かったです。